So-net無料ブログ作成

「考える」ということ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 小6の算数です。考えてみてください。

  「1㎡=1     ㎠ 1の次に0が何個入りますか?」

 皆さんが最初に考えたことは何でしたか?

 まず「0が何個入るか」と考えましたか
 それとも「1㎡の広さ」について考えましたか

 今、危険な考え方が増えているような気がしてなりません。どんな勉強でも同じですが、絶対に勉強ができるようにならない考え方をする子が目立つ気がします。そのような子の思考システムは一生涯、全ての事に作動しますから、本来すべての事から学べるはずなのに、学べなくなってしまいます。しかもどんなに時間をかけても、どんなに努力をしても・・・。

 「考えない子」が増えている。いや、「考えるところがずれている子」が増えている。全然考えていないと思える子でも、一生懸命に考えているのです。“答”を。
本来考えるべきは“問題”です。仮定がわかっていないのに結論を出そうとするのです。今どこにいるのかわからないのに、目的地に向かおうとするのです。

 「1㎡の広さ」について考えた子は全員できました。しかし答を出そうと「0の数」を考えていた子はできません。(ところが厄介なのは「0の数」がたまたま当たってしまい、丸を付けられることです。適当に答えて正解をゲットできたら、難しいことを考えずに「答つくり」に励むことになります。)

 「答が出ればいい」、「結果が良ければいい」となると勉強の方向性が、頑張っても伸びない方へ向いていきます。

 問題に書いてある数字を組み合わせて「たすのかな引くのかな・・・」となる子。「線分ABの長さを求めなさい」と言われて、定規で測ろうとしたことはありませんか。
 国語でも「7字で抜き出しなさい」と言う当てはまる適切な意味の文(語)を考えずに、「1,2,3,4,5…」と数えまくり、字数が合ったらそれを解答用紙に記入する。「指示語“それ”がさすことは何ですか」と言う問題も、文章の脈略、内容を無視して「“それ”の前だけを見て答を探す」ことになります。

 考えるのは、答ではなく問題です。問題を理解せずに、答をつくってはいけません。答が出なくても正解でなくても、全然構いません。問題を理解しようとすることが学力を高めます。現状の把握が問題を解決に導きます。現実を受け入れることが人間の成長に結びつくのです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0