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町塾『いぶき学院』②授業は数ミクロン単位 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 試験対策期間や試験対策は基本として学校別に指導するので、さらに細分化される。ぼほ全部の授業で全員に声をかける。9年生(中3生)は昨年の春期講習から2月まで、多い子は200日いぶきに来た計算だ。そこで毎回お話しているから心が通ずるようになっていく。

 ただし、けじめが無かったり、嘘をついたり、その子のためにならないと思った時は爆発する。「嫌われても構わない。後でその子の笑顔が見られるならば。」私が怒るといぶき学院中が静かになる。もちろん他のクラスを含めてだ。でも、不思議と子供たちが私のところに寄ってきて、私的には少し膨らんだ(子供たちは「デブ」と言う)おなかを触っていく。怖い先生なのにじゃれてくる子もいる。不思議なものだ。

 だから、いぶきには長く通う(付き合っている)子が多い。小2で入塾し大学受験を目指した子、小5から8年間大学受験まで通い続けていた子もいる。その子はお姉さんとお兄さんも在籍していたので、お母さんとの付き合いは20年近い。だから彼は生まれた時いぶきにお母さんに抱かれてきていた。18年の付き合いだ。

 私は理想の授業がある。何も準備もしないで、授業の目的と達成目標は決めるが、授業の組み立てや指導方法を決めないで、チョーク(ホワイトボードマーカー)を1本持って授業をすることだ。そこで、子供たちが楽しく、存在感を感じ、クラスの一体感を持ち、「わかった!」と感じ学力がつく授業。そして又来ようと思ってくれる授業だ。

 授業の構成(組立)は、参加する子供達の学力や性格によって変わる。しかも、その子供達も日々変化する。学校や部活動で嫌なことがあったかもしれない。誰にも言えない悩みを抱えているかもしれない。嬉しいこと、楽しいことがあったかもしれない。会ってみないと、表情を見てみないと、ことばを交わしてみないと、その日の子供たちのことはわからない。だから、自分自身は心を開き、まず子供たちを受け入れることから始める。
 
 そのためには、最初の掴みとその反応を見ることが大切。その中でやっと授業構成を考える。同じことを伝えるにしても同じ内容を理解させるにしても、色々な伝え方や色々な切り口がある。理論から入る。雑談から入る。結論から入る。身近な事から入る。具体的な事から入る。抽象的な事から入る。問題演習から入る。問題提起から入る・・・。

 そして、授業を進行させる中で、まずこんな発問をして、そこを全員に聞いて、意見をまとめて、ヒントを出して、考えさせて、考えを発表し合い、別の例を出して・・・。色々な手がある。

 しかも、誰をあてて答えさせるか、その発問の内容、難易度、その子の性格、理解度、今日のやる気や気持ちの微妙ないつもとの違いまで考えて、発問の言葉づかいも考慮する。さらにその後のフォローも微調整がポイントです。「素晴らしい」、「よく気がついたね」、「最近調子いいね」、「いいところに気がついたね」、「なかなかその発想は出てこないよ」、「惜しいなぁ」、「正解!」、「正解に近い!」、「もう一歩」、「そこまで分かったのなら」、「目の付け所がいいね」、「そこがわかっているなら」、「はい間違い」、「やり直し」、「全然違う」・・・子供によって、その日の気分によって、問題の質とレベルによって・・・子供達の気持ち、子供たちのこれからの学力、子供たちの未来を考えて、微調整をする。
 
 だから先生には多くの引き出しが必要だ。同じ単元の授業を最低3つ以上のパターンで指導できること。そして、それを120分でやることも、10分でやることもできないとできるようにする。しかし忘れてはいけないことは、目標とすることだ。理解の達成度、試験前なら目標点、授業の受け方態度(話の聞き方、やる気にさせること)についても目標の1つだ。

 スタッフには自分の授業を見学させるとき「すべての行動や言動に目的がある。鈴木が授業中にやったこと全てについて説明できるから、授業後に質問があればしなさい。」と伝える。子供達とのやり取り、教室の中の自分の位置取り何でも説明できる授業、目的を持った授業をしている。(でも、自分自身が満足が行くこ授業は1月に数回あればいい方だ。だから頑張れる。)

 子供たちと接するということは、子供たちの未来に影響を及ぼす。子供たちの未来にとって大切なもの、小さなことも見落とさず、ちょっとしたことを大切にする。だから授業はミクロン単位になる。

※次回は③「合格実績を売りにしないの?」と聞かれました


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