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比べるということ② 「目的と理由」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 得点力をつけるためには、常に速さと正確さを追求していくこと(→単純化と統一化)であり、そのために1つの問題について1つの解法で満足しないで別の解法も理解していく姿勢が大切である。

 単純化と統一化ができれば、どんな問題でも同じように解けるということになる。実際にそれは可能であり、普段の生活や仕事でも同じ解法が通用する。

 それを身に付けるためには、常に目的と理由を考える習慣をつけることだ。「何のために」と「どうして」である。

 言われた通りにやればよいという、マニュアル化された行動には目的と理由はない。人はマニュアル通りにことを進めれば良い。それでうまくいかなければ、マニュアルを改善していくことになる。逆に、完璧に近いマニュアルを作っていくためには、書いてある通りにやる必要があるので、目的や理由を考えてマニュアルから逸脱した行動はご法度だ。

 だからこそ、普段から目的と理由を考える癖をつけておかないと、自分で判断して行動することができない人間になってしまう。

 目的と理由を考え、自分で考え判断して実行する人間は成長する。その機会を奪っているのは大人にも原因がある。親は子離れをしないと、何も1人でできない人間になってしまう。何歳であろうが子供に任せるときは任せ、手助けが必要なときは手助けをすることだ。

 さて、勉強についてだが・・・
解けても、上手く行っても満足しないで、常に高いレベルを目指し続けること。目的意識、理由を常に考える習慣を持つことが学力を伸ばす。いつも「何のため」、「どうして」と考えることが習慣づいている。

 そして、成長し続ける子は、できている問題の解説でもしっかり聞く。自分がわかっているのに話を聞く。成長を止めるのは「わかってます」だ。

 面積や体積を求める問題は、面積を底辺と高さの積で、体積を底面積と高さの積を利用して解くこと。そして正解を得て、満足することは極めて危険だ。このような子は少なくない。

 最近の子供たちを見ていて気になる事は、正解を求め過ぎること。結果を求め過ぎることである。

 わからなくても、勘でも、適当に数字を組み合わせても、公式丸暗記でも、理解していない解法テクニックを使っても、とにかく正解、とにかく丸、とにかく得点を求める子が多くなっている気がする。

 それでは、必ずいつか(すぐかもしれないし、すでにかもしれない)、伸びが止まり、勉強がわからなくなる。

 実はもっと危険だと思っている子たちは、少し勉強ができるグループの子たちだ。考えて理解した上で正解を得ていて、学校の勉強も困っているわけではない。友達からは「頭がいい。」と言われることもある子たちだ。

 彼らは、前述した「わかってます。」になる可能性がある。つまり、わかったつもりになって(あるいは勉強ができるというプライドのため)、できたことについては聞く耳を持たず、上のレベルにたどり着けない可能性だ。

 まず、目的と理由を考える習慣で、理解した上で問題を解くこと。そして、さらに高いレベルを目指し、色々な話や新しい話に耳を傾け、謙虚に自分自身に取り入れていく姿勢が、人を成長させるのではないか。

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