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わからない道具は使わない [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 道具というものは便利なもので、人間の手ではできない事を可能にしてくれる。ところが、その道具の使い道を誤ると大変危険なものとなる。

 ハサミは便利なものであるし、ハサミが無いと困ってしまうほど大切なのだ。ところがハサミを正しく理解していなければ凶器にもなる。

 数学においても、問題を解くための道具は沢山ある。

 一次方程式の“移項”もその一つだ。しかし、「項を移すときには符号を変える」と覚えているだけで、どうして左辺から右辺、右辺から左辺へ項が移ると符号が変わるのか分からないということでは、本当に方程式を理解しているとは言えない。理解していなくても解ければいいでは、先々の学力の伸びは見込めない。

 公式も同様に、どうしてこのような公式ができたのかわからなければ、正しい使い方はできないし、応用も利かず、忘れてしまったら終りだ。公式をしっかり理解していれば、応用も利くし、忘れてしまっても大丈夫だ。それは自分で導き出せるからだ。もっと言えば、公式を覚えていなくても当たり前のように問題が解けるようになる。
 
 円の性質がいくつかあるが、これも正しく理解した上で使う。どうしてこの角度が求められるのかを理解した上で、その性質を使うことが学力をつけるのに必要だ。

 子供達には「わからない道具は使ってはいけない。」と言っている。わからないで道具を使うと、道具が凶器となるからだ。この場合は、学力が伸びないとか成績が下がるという羽目になる。だから「道具は理解して使おう。」となる。簡単に学力をつけるという上手い話は存在しない。コツコツと「なぜ」、「どうして」と考えていくことで、正しい使い方を身に付けていくことをして初めて学力がつくのだ。

 道具は便利なものだからこそ、使い方を誤らないようにしなければいけない。

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