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教わらないことの大切さ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 人は一生成長し続けることができます。いや、『成長し続ける能力』があるのです。ところが大人になって伸び悩む人も少なくありません。どうしてでしょうか?伸び悩んでいる人の話を聞くと、「教わっていない」とか「知らなかった」、「聞いていない」、「身につかなかった」、「自分に合っていなかった」、「そもそも初めから嫌だった」・・・だんだん訳が分からなくなります。

 本来、自分自身に起きていることは自分に問題があり、自分の責任であるはずです。ところが伸び悩んでいる人の中には、自分以外に原因を作っている人もいます。それでは伸びること、つまり成長すること、言い換えれば“自分を変えること”はできません。

 勉強で新しい単元に入った時、誰もまだ教わっていませんし、知らないことの学習になります。そこで、「教えてください。教わらないとわかりません。」となるのか、自分自身で考えて、「なぜ、どうして。」と理解しようとするのかで差が付きます。わかろうとする子では新しい内容が身につき、それを利用して別の問題(応用問題や難問)に対しても積極的に取り組み、学力を伸ばしていくことができるのです。

 小学生の算数で、「台形の面積を求めよう!」と紙で切った台形を渡して考えてもらうと、教えなくても子供たちが自分自身で5通りくらいの方法を見つけ出します。(上底+下底)×高さ÷2という解き方は、そのうちの1つにすぎません。自分で学んで得たことと、誰かに教わって意味も理由もわからず、数字を当てはめて答えを出すのとは大違いです。

 ところが、中高生の中には教わる癖がついてしまい、考えればわかることを考えようとしなくなる子が出てくるのです。

 教わる学習は、「答えを出す。得点を取る。良い成績を得る。」という点では結果として、自らわかろうとする学習と同じかもしれませんが、将来のことを考えると、誰かに教わり教わった通りに行動していくことよりも、自ら知らないこと分からないことを学んで行動していくことが望ましいことです。

 ただ、教わる学習が悪いことと言うことではありません。意味を考えないで覚えること、理由もわからず使うこと、目的もわからず利用することが一生涯の成長を妨げる要因ではないかということです。また、教わらないとわからない知識(定義、語句など)は教わるか調べるかして身に着ける必要は当然あります。

 しかし、基礎知識を身に着けて、それを活用して新しい問題を解決していく力をつけるためには、「教わらない」こと、「自ら学ぶ」ことが大切です。「自ら学ぶ」ことで今まで誰もわからなかったことを解明したり、新しい技術を開発したりすることができるのではないでしょうか。教わらないとできない人は、誰もやった事がないことはできませんし、自ら新しい道を開拓することはできません。

 したがって、一生涯成長できるようになるために「勉強を教える」ということは、問題の解き方を伝えてその通りに子供達にやらせることではありません。それでは教わらないとできない、意味も目的も考えられない人間になってしまいます。

 我々は、いかに教えないで、塾生が自分自身で考え理解して新しい知識を身に着けていけるかを常に意識して指導しています。それをすることで、子供たちの持っている『成長し続ける能力』を最大限発揮できると考えています。


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