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全員、金メダル! [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 「こんな勉強をしても大人になって使わない」と言う人がいるが、そもそも学校の勉強は大人になって使うためにやるのではない。勉強をする事や勉強を頑張る事に意義がある。それにより人間力を高められるからだ。そして、直接的に使わない勉強でも、そこからの気づきや発見が将来役に立つのだ。

だから、良い点数を取る事や合格することは二の次だ。私は学習塾を経営しているが、それらを最も大切な事とは思っていない。

 学校の成績は現在、“絶対評価”あるが全員5を付くことも、全員1が付くこともない。“相対評価”に近い“絶対評価”と言えるのではないか。中高大の受験は他の人たちとの競争であり、定員がある以上、得点が高いということで全員合格と言う事にはならない。学校の成績も志望校合格も相手に対しての自分の評価で結果が出る“相対評価”と言える。

 だからこそ、良い成績や高得点を取ることが大切かもしれないが、逆に全員が良い成績で高得点でも、受験ならば誰かが必ず不合格となる。したがって本当に大切な事は、そこではないと思う。

 ピョンチャンオリンピックでも色々と考えさせられた。4年間厳しいトレーニングと練習を積んで本番を迎え、会心のレースをしても金メダルを取れるとは限らない。その舞台に立つまでの過程とその舞台でそれを出し切る事が大切ではないか。最善を尽くした結果は受け入れるしかない。

 小平奈緒選手がスピードスケート500mで金メダルを取ったが、レース直後「これで負けたら仕方がない」と思ったそうな。悔いのない努力、悔いのないレースがあったからこそ、そう思えたのではないか。たとえ、金メダルを取れなかったとしても、彼女がしてきたこと、彼女かやったことに対して誰も「意味がない」と言えない。アスリートとして、一人の人間として素晴らしい。

 相手の結果に対しての自分の結果で順位が付く“相対評価”がオリンピックかもしれない。しかし自分自身を高めて自分自身に打ち勝つという“絶対評価”は存在するはずだ。“相対評価”では金メダルは1人だけかもしれないが、“絶対評価”なら全員金メダルも可能だ。

 そのための目標が良い成績と高得点、そして志望校合格であると思う。それを目指して頑張ることで子供たちは成長していく。自己ベストを尽くし、自己ベストを出して全員金メダルだ。


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勉強大嫌いⅥ 「楽しいから継続できる」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

受験勉強を楽しくできるならば、勉強を継続して頑張ることができるのです。

① 目的意識を持ち目標を設定して、その目標を達成するための学習計画を立てることから始める。

 どんなことでも「何のために」という意識を持つことは重要です。目的意識を持つことで、ぶれずに最後まで継続して頑張れます。
 そして、目標を設定してそれをクリアするための学習計画を立てて、学習に取り組みます。目標をクリアすることが自信につながり楽しみにもなるはずです。
 目標は目的を達成するために必要なことです。必ず数値目標として掲げるようにしましょう。最終目標以外に短期(1~3か月)目標も有った方が良いです。また、学校の試験や模擬テスト毎に目標を設定していくことは必ずすることです。到達できない目標、やり遂げることが困難な計画は、その都度変更していくことになります。


② 「入試に出る」とか「出ない」とかを気にせず、「知りたいこと」、「疑問に思った」ことを学んでいく。

 「なぜ」、「どうして」という気持ちを持ち、その気持ちに従い学ぶことへの関心と意欲を重視していくことが、勉強の楽しさにつながります。教科書に書いていない事や教わっていない事でも、調べたり先生に質問したりすることは良いことです。無駄な勉強は有りません。


③ 「とにかく覚えればいい」、「わからなくなったら覚えればいい」という考えは捨てて、「見ないで言える、説明できる事(わかる事)」を増やしていく。
 覚え始まったら後戻りできなくなります。覚え続けなければ成績を維持できないという罠にはまり、覚えるという作業から抜け出せず、学習時間を増やしても成果は期待できません。
 「やり方を忘れた」は危険な兆候です。覚えても覚えても、前に覚えたことを忘れていくので、知識量は殆ど変りません。
 しかも、理由を考えない丸暗記では、覚えていたのに書けなかったり、勉強したはずなのに少し問題が違うとできなかったりします。忘れない一番の方法は、覚えないことなのです。
 例えば、数学の公式を覚えて活用するのではなく、理解して“当たり前”にすると公式を考えなくても解けるようになります。
 覚える学習法は苦しく辛いものです。理解する学習法は楽で、やったことがない問題も解けることになり学習の楽しさを知ることになるはずです。
 「わかった!」という喜びは学習の継続に不可欠です。できない事やわからない事を気にするよりも、できた事わかった事に喜びを持っていくことです。誰でも最初から全部わかる人はいません。「千里の道も一歩から」です。


 目標を達成する楽しさ、興味のあることを知る楽しさ、楽に学べる楽しさを持てれば、勉強をしているという感覚ではなく、自分の好きなことをしているという感覚になります。

 ただ、現実にはどうしても好きになれない、楽しくなれないこともあるはずです。それを勉強というのです。その嫌いな勉強の先に“楽”が待っていることも確かな事です。そのために勉強も必要なのです。

 どちらにせよ、誰でもどんなことでも、考え方しだいで、意欲的に前向きに頑張ることができることは間違いありません。


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勉強大嫌いⅤ 「楽になるために人は行動を変えられる・楽しいことは継続できる」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 今やっていることが辛いことでも、未来の夢を叶えるためには辛抱できる。苦しいことでも、未来を信じて我慢できる。そして、辛抱して我慢して諦めなかった人だけが辿り着くものを夢と言うのかもしれません。

 本来勉強は人の好奇心や知識欲から学ぼうという気持ちが湧き、自ら勉強していくもののはずです。しかし、受験勉強ではその学ぶことの本質を蔑にしていることがあるかもしれません。

 受験勉強だと、どうしても受験へ向けての学習計画もあり、受験に出ない部分は割愛せざるを得なかったり、考えさせる時間を長く取れなかったりすることがあります。

 以前、高校受験生(中3生)に「銅は加熱すると酸化銅になるのに、酸化銀は加熱すると銀になるのはどうしてですか」と質問されました。すごく不思議ですよね。すごくいい質問ですよね。質問した子は素晴らしいです。でも、それは高校受験では不要なものなのです。

 好奇心や知識欲が満たされないと、本当は楽しいはずの勉強が辛く苦しいものとなってしまうのです。それでは勉強が好きになれるはずもなく、勉強をやろうという気も起きないのは無理も有りません。

 逆に楽しければ、どんな難しい話でも子供たちは一生懸命に聞いてくれます。そして、真剣に考え結論を導き出そうと頑張るのです。

 いぶき学院の小学生の非受験クラスの子たちは、好奇心が旺盛です。
 受験(テスト)に出るとか出ないとか、大切だとか、後で困るとか関係なしに、面白いこと、興味がある事に食いついてきます。それが中学内容でも高校や時には大学の内容でも、一生懸命に考えます。
 中学受験をしない子たちは学校の学習内容を充分学習する余裕があり、授業は楽しく進めていくことが可能なのです。
 一緒に考えて、友達の考えを聞いて、自分の考えを発表して、再びみんなで考えていく。自分たちで学ぶ楽しさが生まれるのです。
 その中で興味があることや疑問に思うことを、小学生の範囲を超えて質問してきますから、「なぜ」、「どうして」をある程度のレベルまで引き上げることが可能になるのです。

 同様に、受験勉強でも楽しくできるならば継続して頑張れるはずなのです。

つづく

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中学校を休むな、高校受験生! [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 私立中受験が始まり、次は私立高校の一般入試、そして都立高校一般入試と続いていくのが2月。

 ところで、高校受験を間近になった今、区立中学を休む受験生がいると聞く。

 休む目的は何だろうか。

 体の調子が悪く受験前に体を壊してしまうと、本番の入試日に試験を受けられなくなるから?

 精神的に追い込まれてしまい、とても学校に行ける状態ではなく入試にさえ行けるかどうかわからない?

 体も心も問題は無いが、受験勉強に専念し学力をつけるための時間を確保するため?

 もし、勉強をすることが目的であるなら、あまりにも身勝手であり、あまりにも悲しいことである。

① 入試が2月にある事はわかっていたはず。直前になって慌てて勉強をするというのは、無計画すぎる。長期にわたり計画的な学習をすることが将来の自分のためになる。

② 義務教育である中学校。まして、税金で運営されている区立中を自分の理由で休むということは、納税者に対してあまりにも失礼千万。今までに税金で支払われた授業料を返納して欲しくなる。

③ 区立中の先生方も、生徒が高校受験をすることはわかっており、受験校も把握して受験指導に精一杯やられているはず。それに対して何の有難味も持っていない。休むことが当たり前と思っているかもしれないならとんでもない。

④ 受験をする友達たちがまだ沢山いる中で、学校を休んでしまう事は全体の雰囲気を悪くする行為である。推薦入試で既に合格した友達は、これから合格する友達を応援し、これから受験する友達は仲間として互いに切磋琢磨し励まし合い、全員で合格するというモチベーションを高めていくときである。友達のことも考えて行動すべき。

⑤ もし、区立中の受験指導が自分に合わない場合。「合わないから休む」ではたして良いのだろうか。その考え方は全てにおいてマイナスである。周りのせいにして自分の行動を正当化しているに過ぎない。そのような考え方を15歳でしているようでは、将来も同じことをし続けることになる。さらに、「合わないから学校のやり方を変える」ことができると考えられないか。100人も生徒がいるのだからクラスを無視して、志望校別のクラス編成とかができるかもしれない。生徒たちが、休まず頑張ってくることで生まれる不都合が学校を改善していくのだ。学校を休むことは学校を良くするきっかけを奪っている。同様に自分勝手な事をすることは未来の社会を良くできない。

⑥ 学校を休む中学生が親になった時、“同じこと”つまり、入試前に学校を休ませるということを子供に許す。あるいは勧めるかもしれない。親から子へ負の連鎖が経ち切れない。

⑦ 身勝手な学校を休んで受験勉強をするということで、もし合格したら「休んで良かった」となり、その子の未来は明るいものになると私は思えない。そのような考えを継続していくからただ。

⑧ もし、学校を休んで受験勉強をする子が上位校に合格したら一大事である。上位校は子供達を育てて、日本の将来、社会に貢献できる人材の育成が伴うからだ。しかし、そのような子は、社会貢献ができる人間になれるのだろうかと思う。学校を休む子は上位校に入ってはいけないし、高校は合格させてはいけないと私は思う。その子の人生のために、日本の未来のために強く思う。

 そして、試験前に学校を休むことは、我々大人、地域全体がそれを認めてはいけないと思う。

 区立中の先生方も大変なご努力をされているはず。学校を休んで受験勉強する子が「休まなければよかった」、学校に来ている生徒が「学校に通っていて良かった」と言う指導を私は応援したい。

 受験生もご家族も学校の先生方も学習塾も、願いは同じで「本人の未来の幸せ」ではないか。そのための良い高校受験となることを願う。

 学習塾の先生方!中学校を休んで勉強をしている受験生がいたら、精神的に余裕が無いなど理由があると思うので話を聞いてあげて欲しい。目の前の合格より、彼らの未来の方が大切だから。

 休んでいる中学生諸君。今からでも学校へ行こう!自分の未来、みんなの未来のために!!

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基本に戻れ!“受験生よ、逃げるな、あきらめるな、君に限界はない” [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 中3生は最後の追い込みだ。数学の授業ではギリギリまで学力を伸ばし、都立の共通問題ならば100点を取れるように仕上げることが目標だ。

 そのためには少し難易度の高い問題を解く。良問は解けなくても考えること、途中まででも正解に近づくこと、色々な考え方で解けることを知ることが学力アップにつながり、問題を解く沢山のアイテムを得ることができる。

 そのアイテムは『解き方』、『テクニック』、『公式』ではない。“基本”だ。

 1人の塾生が「この問題を解くのにネットで、こんな公式を見たんですが、これではだめですか。」と言ってきた。「そんなの覚えるな!」と一喝。理解できない公式を覚えていても使えないし、しかもその公式を使う問題が出る可能性は低い。

 自分自身が理解できていない公式(やり方)を覚えていても、それを使って解けるのは同じ問題だけ。問題が少し変われば役に立たない上に、忘れたら解けない。さらに、その塾生は類似問題に間違って使用しようとしていた。全然違う問題なのに、覚えた公式で解けるのではないかと利用することで頭が一杯になっていた。

 何事も「わからない」、「できない」と諦めたら伸びは止まる。「無駄だ」と思ったら人間の成長は止まる。

 難しい問題でも“基本”しか使わないで解けてしまう。クラス全員が理解できるのだ。登れない山はないし、解けない問題は試験に出ない。一番の敵は自分自身であることを忘れてはいけない。

 良問はテクニックや公式を必要としない。“基本”通り考えれば解くことができるものだ。わからなくなったら『覚えればいい』、わからないから『覚えてしまおう』、面倒くさい問題でも『これを覚えていれば簡単だ』は危険だ。

 公式は理解した上で利用するなら話は別だ、誤った使い方もしないし、多くの問題(少しくらい問題が変わっても)に利用することができる。

 都立高の上位を受験するその子は、最近順調に来ていたからこそ残念でならない。やる気もあるし力もある。凄くもったいない。

 でもまだ時間はある。やり方ではない。公式ではない。受験でもスポーツでも仕事でも、どんなことでも、最後は“基本”で決まるのだ。

 それを習得できれば、全ての問題が同じ問題に見えるものである。

 逃げるな、あきらめるな、最後まで全力で!

 君には限界はない。

 必ず夢は叶う!


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