So-net無料ブログ作成

高校一般受験、模擬テスト合格圏で絶対合格できる!?「都立高校受験校の決定」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 高校受験の模擬テストで「第一志望校が合格圏に入った!」受験生は、果たして合格できるのでしょうか?

 高校受験の模擬テストは色々とありますが、受験生が志望校を判定するためには、やはり信頼できる模擬テストを受ける必要があります。東京都では2つの模擬テストが信頼できると言われています。いぶき学院でも、その1つの模擬テストを受験生に受けてもらい、その結果で進路指導をしています。


 模擬テストの結果と合否の関係は私立と都立では違ったものとなります。

 その理由は、私立高校は内申点(学校の成績)が合否に関わりませんが、都立高校は30%関係してくるからです。たかが30%と思われるかもしれませんが、フィギュアスケートと同様で、ショートプログラムで失敗すると、いくらフリーは得点が高いと言っても逆転は難しくなります。都立高校受験の内申点は、されど30%であり合否に大きくかかわる数字なのです。

 つまり、本番の学力検査で私立高校は100%、都立高校は70%が合否に関わるということです。

 又、私立高校は3科受験で300点満点、都立高校は5科で500点満点ということも関係してきます。私立では1教科のミスは命とりとなりますが、都立では1教科失敗しても他に4教科あるわけですから挽回が可能です。逆に私立で1教科の得点が伸びると合格に近づきます。数学で80点を取った場合、私立では80/300、都立では80/500となり、80点の価値が違います。

 したがって、学力検査での出来不出来が与える合否への影響は、私立高校は大きく、都立高校は少ないと考えられます。

 と言うことは、模擬テストの合否判定は学力検査の影響が少ない都立高校の方が、より信頼できると考えられます。


 私立高校受験では、「第2志望に不合格だったのに、第1志望に合格」ということが起きるということです。

 ですから、合格ラインに入っていなくても過去問を解いて手ごたえがあるようならば、受験する価値はあるでしょう。逆に合格圏に入っていても油断は禁物です。


 都立高校受験では、私立高校受験より模擬テストの結果の信頼性は高くなる傾向があります。

 ただ、都立高校受験は倍率に大きく左右されることに注意しなければなりません。応募倍率が1.1倍以下ならば、模擬テストの結果如何に関わらず合格の可能性が高まります。

 しかし、受験生が自分の学力からかけ離れた高校へ入学した場合は、留年の危機があります。倍率が低いからという理由での高校選びは、合格できればいいという旧来の考え方に結びつき、現代の高校受験の在り方、高校での学習を考えると自分の学力に合った高校選びをすることをお勧めします。

 では、倍率が平均的(およそ1.3倍)な場合やそれ以上の場合はどうでしょう。

 その場合、3回から5回の模擬テストで、1度も合格圏に入らなかった受験生が第一志望の都立高校に合格したケースは稀であり、不合格の可能性が極めて高いと考えられます。

 いぶき学院の塾生で、都立高校の応募倍率が2倍以上で、模擬テストにおいて1度も合格圏に入らなかったのに受験したケースがあります。その受験生は、1年前には可能性がほぼ無いと考えられる都立高校を目指し、偏差値は10以上、内申点も上げて合格圏に近づいた受験生です。しかし、最後の模擬テストでも合格圏に入れませんでした。

 合格基準が偏差値約60のその高校の受験を諦めざるを得ないと考えていた私に対して、「嫌です」と言って受験しました。結果は合格!本番の入試は1月の模擬テストから約1か月後であり、本人がその間にさらに学力をつけた結果だと思います。運よく合格できたのではなく私は本人の頑張った成果であり、合格に値する学力を得たものと思っています。ただ、このような(合格圏に1度も入っていないのに倍率2倍を超える都立高校に合格する)ことは、極めて稀なことであることは間違いありません。

 1月と2月は高校受験において一番学力が伸びる時期であると私は思っています。ここを無計画に過ごすのか、計画的な学習ができるのかで差がつきます。そして、慌てずコツコツと受験直前まで学習することが大切であると思います。

 内申点、模擬テストの平均偏差値、最近の偏差値の動向(上昇か下降か)も含めて最終判断をすることになります。

 合否について言えることは、都立高校を受験する受験生のほとんどが、その高校の合格ライン前後であるという点です。合格ラインに入っていない受験生は受験をしないか、極めて合格の確率が低い。安全圏に入っている受験生は、極めて合格の可能性が高いということです。

 つまり、合格圏に入った受験生から不合格者が出るということなのです。

 合格圏に入った人は、「合格するかもしれない」と思って受けるのではなく、「絶対合格するぞ」と言う強い気持ちが必要です。そこからもうひと伸びが必要だからです。合格圏に入ったということは、合格する可能性が生まれただけであり、合格できるということではないのです。言わば受験する権利を得た状態なのです。だからこそ、1,2月の学習がポイントとなります。


 それでは、合格圏の受験生が志望校変更をすべきかどうかという点ですが、私は現実から逃げないことが大切だと思います。結果を受け止める勇気がなければ勝負はできません。受験しないことで悔いが残るのか、不合格となることで悔いが残るのかです。覚悟を決めて全力で臨めばよいのです。変更しないのも勇気、変更するも勇気なのです。

 志望校を変更するかしないは別として、前向きに進むこと勇気持って決断することができれば、それが一番正しい決断であり、その受験生を称えたいと思います。そして、その結果入学することになった高校での生活は充実し、未来の自分自身にとって大きな財産になると信じています。


コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。