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公式を覚えていなくてもできるのに・・・ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 中学1年生の数学は、各区立中学校(※品川区は義務教育学校)が昨年末から図形の単元に入っています。図形の単元とは、空間図形(垂直、平行、距離…平面の決定…作図、おうぎ形)と空間図形(立体の体積と表面積)です。

 そこでは、計算で図形の角度や長さ、面積、体積を求めることが出てきます。おうぎ形では、面積、中心角、弧の長さ、そして角柱と円柱と球では、体積と表面積を求めます。
いぶき学院のカリキュラムは学校より早く、既に学習が終わっています。


 先日、中1の生徒たちが、「『学校で公式を覚えなさい。』と言われるけど、公式を覚えていなくてもできるのに・・・」と話していました。私が「覚えていなくてもできるのだから、いいじゃないか。」と言うと、「試験に公式が出るから覚えなければならない。」と返答されました。


 公式を覚える目的は何でしょうか?

 問題を解くため、正解を求めるためならば、公式を覚える必要はありません。

 ここでは公式を覚える目的が、試験で点数を取るためになっていますから、本来の目的には合いません。

 覚えていなくても、おうぎ形や立体について理解することで、確実に解くことができる塾生たちにとって、「体積を求めるために公式を覚えなさい。」は確かに困る気持ちは理解できます。


 そもそも、中1の図形の単元で公式を覚えて解くことは先々何につながるのでしょうか。これからの学習や高校受験に結びつくのでしょうか。少なくとも覚えて解くことは先には結びつかないでしょう。意味も分からず、やり方を覚えて、その通りに数字を当てはめると答が出る。これが“解った!”になるのでしょうか。

 私は、学校や学習塾で公式丸暗記型の指導が少なくないと思っています。

 学校や学習塾の先生方の指導を批判する気は毛頭ありません。皆さん、考えがあって指導されているからです。又、公式丸暗記で代入させるのではなく、公式を導くことや理解することに重点をおいた指導、公式の意味を解らせた上で使わせる先生も沢山いることも確かだからです。


 我々指導者は、今の学びが今後何につながり、何を目的としているのかを充分に理解することで、その場での“正解”の価値について考えていく必要があると思います。

 私は家庭(地域の方々)と学校と学習塾が教育について会話を持つことで、互いの立場を相互理解し尊重し合い協同することが、子供たちのためになると考えています。

 我々の願いは1つのはずです。だからこそ、1人の子に多くの人が携わる教育を実現させたいです。



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