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自分を変える [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

自分を変えるには

自分を変えるには“全否定”することです。“全否定”と言っても自分自身を否定することではありません。自分を受け入れない事でもありません。ネガティブな考えになる事でもありません。

むしろ、“全否定”というのは、自分自身を認めて、自分を受け入れ、ポジティブな発想をしていくことです。

長い時間勉強しても、たくさんの量を勉強しても、成績も上がらないし学力もつかないという人がいると思います。勉強だけではなく仕事でも、長い時間働いても、たくさんの仕事量をこなしても、うまくいかないのは同じです。どんなことでも同じことが言えます。


では、どうしたら変えることができるのでしょう。


たとえば、学校の成績を上げようと、学校の授業でやったところで、わからなかったところを家庭で学習する。ところが成績は伸びない。自分で解決できなくなり親が教え始めるが伸びない。そこで、やり方を変えようと学習塾に通い、自分ではどうしても解決できなかったところを、教えてもらうことにします。さて、それで成績は伸びるでしょうか?

私は伸びないと思います。ただし、勉強に関しては多くの要素が関わります。「わからない」の質と量と教科と単元と考え方、ノートの書き方、話の聞き方、そしていつからわからなくなったか等が1人ひとり異なるので、絶対とは言えませんが、伸びないと思います。


変えるためには、今までやってきたことを止めて、新しいことをやる事です。一見、親が教え始めたり、家庭教師を付けたり、学習塾に通わせたりすると、新しいことを始めたように見えますが、「わからなかったところをやる」ということには変わりがありません。伸びる可能性があるならば、自分より親、親より学習塾の先生の方が問題を解くことができるという理由だけです。でも、最初に20点ほど点数が上がってその後は平行線か下降線でしょう。なぜなら、学習法が変わっていないからです。

このケースでは、今までやってきた“うまくいかなかった方法”を強化しているだけです。だから変わることはありません。


他の例では、暗記型の学習法をしている人は明らかです。中1では暗記で十分点数が取れた。下手をすると試験前に少し覚えれば見た目は悪くない点数が取れた。ところが中2、そして中3となってくると、難しく勉強(暗記)しなければいけない量も増えてくる。でもやり方を変えないで、それを続ける。しかし暗記なので、全部暗記できなかったり、暗記なので忘れてしまったり、暗記なので実は同じ問題でも言い回しが少し違うだけで別の問題に見えてしまうことがあります。それらは“うまくいかなかった方法”、ここでは暗記を強化しているだけなのです。暗記型試験のセンター試験が廃止になり、新しい試験が導入されます。それは、暗記ではなく思考力を問われる試験なのです。このまま、暗記型の勉強で学校の試験、高校への進学と進級はごまかせても、大学受験はどうにもならないことが目に見えています。


先生の授業でも同じです。「生徒がうるさくて大変でした。」という話があります。その対処方法として先生に聞くと「大きな声で話してみました。」と言います。そしてそれを試した結果静かになりません。ではどうしますか?と尋ねると「もっと大きな声で話します。」と言い試します。勿論その結果は、初めよりむしろうるさくなったそうです。同様に生徒がうるさいことに対して「注意をする。」うまくいかないから「もっと注意をする。」・・・うまくいくわけがありません。“うまくいかなかった方法”を強化しているだけですから。


自分を変えるためには、後少し頑張ろうでは変えることはできません。今の自分を「100」とした時、いくつになれば変わったと言えるのでしょうか?「101」ですか、「110」てすか?頑張れば「120」位まで行けるかもしれません。しかし、「200」にしようとすると、頑張っても無理です。

なぜなら、「100」から「120」にする場合、「100」は同じであり「20」増やすことになり、今の自分を肯定した上に成り立っている数字ですが、「200」にしようとすると、半分はだけしか今の自分がないからです。今の自分を否定していかないと難しい数字になってきます。

本当に自分を変えるなら「100」を「10000」にすると考えると良いでしょう。つまり、100倍にするということです。そうすると、今の自分は100分の1しかありません。99が新しい自分です。それが“全否定”なのです。


自分を客観的に見て、大きな夢を描き、常に目的を持ち、今の自分を“全否定”して前に進むことで人は変わっていけるはずです。

言い訳は成長の敵 [◆徒然なるままに 「自分らしく生きる」]

 以前、塾生でお父さんに「だって・・・」と言った瞬間にぶたれるという子がいました。みんなに「だって・・・バシッン」と言われていました。お父さんは言い訳を許さない方だったのです。言い訳をさせないためにぶっていたわけですが、ぶつこと以外に方法は無いのでしょうか。

 言い訳をする子に共通していることがあります。それは、親が子供を許さないと言う事です。「どうしてこんな事をしたの!」と言って叱るのですが、全然話を聞いてあげない。そして、口うるさく何度も注意して愚痴を言う。子供は何とか叱られないために、言い訳をするしかありません。

 ですから、言い訳をしない子に育てるためには、子供を許すことです。そのためにはまず、子供と子供の行動を分けて考えることです。子供への言葉がYOUメッセージとなり、子供自身を責めるようにならないことです。問題なのは子供ではなく子供の行動や言動なのです。

 もう一つは親自身が自分の事を許すことです。親が叱る原因として「私が納得できない」があります。親が自分自身と子供を重ねあわせて自分の事のように思ったり、自分の価値観を子供に押し付けてしまう事もあります。親子でも別の人間であるということを忘れてはいけません。

 だから、自分自身を許すのです。自分を許せなければ子供を許すことはできません。自分を許せれば子供を許し子供を理解しようとする。つまり話を聞いてあげることに繋がります。本当に子どもを信頼しているのなら「何やってんの!」ではなく「どうしたの?」になります。その時に聞くことは言い訳ではなく理由です。

 もし、言い訳になっていても、「そうなんだ」、「たいへんだったね」と聞いてあげるしかありません。言いたい事がある場合は、アイメッセージを使うことでコミュニケーションを取ることができます。

町塾『いぶき学院』③「合格実績を売りにしないの?」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 ある時塾生に質問された。「いぶき学院は合格実績を出さないの?合格実績を売りにしないの?」

 正直、その年はいぶき学院に合格実績として誇れるものはなかった。

 しかし、この20年間の実績としては、20名程度の高校受験生しかいない事を考えると、合格した高校については恥ずかしくないものがある。それは、1つにはその程度の塾生数でありながら、合格した高校のレベルは高いと思うからだ。ある年は10名のクラスの平均偏差値が64を超えたこともあった。全員上位校合格となった。そして、もう1つ自慢できることは、子供たちが頑張ったこと、頑張った結果であること、親にうるさく言われ、プレッシャーと戦いながら彼らなりに精一杯頑張って受験をした結果であることだ。必ず、子供たちは何かを得ることができたと確信する。

 その質問に対して私が「よく考えてごらん。もし、いぶきが合格実績を売りにしたら、受けたくない高校も受けさせてしまうかもしれない。合格しているのに別の高校を受けさせるかもしれない。成績の良い子を特待生として集めてくるかもしれない。そして、いくつもの高校を受けさせるかもしれない。いぶきがそんな塾になっていい。」と言ったら、みんな黙っていた。

 いぶき学院は、「行きたい学校へ行かせる」ことを第一に考えている。だから、学習塾の『合格実績』争いから撤退する。
 
 理由は
①『合格実績』は教室がたくさんあり、多くの子供たちが通う大手やFCの学習塾と比較されても正当な比較とならないので、それ自身が学習塾の評価と捉えられること自体不本意だからです。行きたい高校を受けた率や行きたい高校への進学率で競いたい。大手の『合格実績』での判断はいかがなものかと考える。
②合格実績第一となることで、前述の通り行きたい高校に行かせる塾でなくなる可能性がある。
③合格だけさせればいいという塾になる危険がある。

 いぶきは50年後の未来を考える塾を目指している。大切なのは子供の将来の幸せと未来の平和な社会だ。



町塾『いぶき学院』②授業は数ミクロン単位 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 試験対策期間や試験対策は基本として学校別に指導するので、さらに細分化される。ぼほ全部の授業で全員に声をかける。9年生(中3生)は昨年の春期講習から2月まで、多い子は200日いぶきに来た計算だ。そこで毎回お話しているから心が通ずるようになっていく。

 ただし、けじめが無かったり、嘘をついたり、その子のためにならないと思った時は爆発する。「嫌われても構わない。後でその子の笑顔が見られるならば。」私が怒るといぶき学院中が静かになる。もちろん他のクラスを含めてだ。でも、不思議と子供たちが私のところに寄ってきて、私的には少し膨らんだ(子供たちは「デブ」と言う)おなかを触っていく。怖い先生なのにじゃれてくる子もいる。不思議なものだ。

 だから、いぶきには長く通う(付き合っている)子が多い。小2で入塾し大学受験を目指した子、小5から8年間大学受験まで通い続けていた子もいる。その子はお姉さんとお兄さんも在籍していたので、お母さんとの付き合いは20年近い。だから彼は生まれた時いぶきにお母さんに抱かれてきていた。18年の付き合いだ。

 私は理想の授業がある。何も準備もしないで、授業の目的と達成目標は決めるが、授業の組み立てや指導方法を決めないで、チョーク(ホワイトボードマーカー)を1本持って授業をすることだ。そこで、子供たちが楽しく、存在感を感じ、クラスの一体感を持ち、「わかった!」と感じ学力がつく授業。そして又来ようと思ってくれる授業だ。

 授業の構成(組立)は、参加する子供達の学力や性格によって変わる。しかも、その子供達も日々変化する。学校や部活動で嫌なことがあったかもしれない。誰にも言えない悩みを抱えているかもしれない。嬉しいこと、楽しいことがあったかもしれない。会ってみないと、表情を見てみないと、ことばを交わしてみないと、その日の子供たちのことはわからない。だから、自分自身は心を開き、まず子供たちを受け入れることから始める。
 
 そのためには、最初の掴みとその反応を見ることが大切。その中でやっと授業構成を考える。同じことを伝えるにしても同じ内容を理解させるにしても、色々な伝え方や色々な切り口がある。理論から入る。雑談から入る。結論から入る。身近な事から入る。具体的な事から入る。抽象的な事から入る。問題演習から入る。問題提起から入る・・・。

 そして、授業を進行させる中で、まずこんな発問をして、そこを全員に聞いて、意見をまとめて、ヒントを出して、考えさせて、考えを発表し合い、別の例を出して・・・。色々な手がある。

 しかも、誰をあてて答えさせるか、その発問の内容、難易度、その子の性格、理解度、今日のやる気や気持ちの微妙ないつもとの違いまで考えて、発問の言葉づかいも考慮する。さらにその後のフォローも微調整がポイントです。「素晴らしい」、「よく気がついたね」、「最近調子いいね」、「いいところに気がついたね」、「なかなかその発想は出てこないよ」、「惜しいなぁ」、「正解!」、「正解に近い!」、「もう一歩」、「そこまで分かったのなら」、「目の付け所がいいね」、「そこがわかっているなら」、「はい間違い」、「やり直し」、「全然違う」・・・子供によって、その日の気分によって、問題の質とレベルによって・・・子供達の気持ち、子供たちのこれからの学力、子供たちの未来を考えて、微調整をする。
 
 だから先生には多くの引き出しが必要だ。同じ単元の授業を最低3つ以上のパターンで指導できること。そして、それを120分でやることも、10分でやることもできないとできるようにする。しかし忘れてはいけないことは、目標とすることだ。理解の達成度、試験前なら目標点、授業の受け方態度(話の聞き方、やる気にさせること)についても目標の1つだ。

 スタッフには自分の授業を見学させるとき「すべての行動や言動に目的がある。鈴木が授業中にやったこと全てについて説明できるから、授業後に質問があればしなさい。」と伝える。子供達とのやり取り、教室の中の自分の位置取り何でも説明できる授業、目的を持った授業をしている。(でも、自分自身が満足が行くこ授業は1月に数回あればいい方だ。だから頑張れる。)

 子供たちと接するということは、子供たちの未来に影響を及ぼす。子供たちの未来にとって大切なもの、小さなことも見落とさず、ちょっとしたことを大切にする。だから授業はミクロン単位になる。

※次回は③「合格実績を売りにしないの?」と聞かれました


町塾『いぶき学院』①講師の仕事は子供達を分かってあげること [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 教室に入ると、そこには色々な子供たちが、色々な表情で待っている。同じ子でも日によって大きく変わるし授業時間の間でも変わる。

 授業中に私が考えていることは、いつでも「なぜ?」だ。子どもたちの言動や仕草から「なぜ?」と考える。
「どうやって指導しよう」とかはその後で考えること。相手(子)を知らなければ、分かってあげられなければ、指導法も教材もカリキュラムもない。そこに、映像授業や大人数の一斉指導の限界がある。

 一般的に一方的な授業にならない1クラスの適正人数ははたしてどのくらいだろうか?40人でも、100人でもクラスが1つにまとまることができれば最高のクラスになる。でも、1人ひとりへの対応は難しく、信号を出している子がいた時に見落としてしまう可能性もあるので個人対応に限界がある。だから、1発で全員を把握できる人数で個々に声かけができ、個々に指導できる12人前後がベストかと思っている。

 しかし説明会や講演であるならばそうとは限らない。多い方が共感を得て内容が浸透しやすい。ちなみに、私の2016年度授業の1クラス人数は、1人のクラスが2クラス、2~5名が2クラス、6~10名が3クラス、10名から12名が3クラス、13名以上のクラスが1クラスだった。

 日々、いや一瞬のことで変化する子供達の気持ちを「分かってあげること」。これが我々の仕事だと考えている。それがあって、初めて適切な対応が生まれる。瞬時に見抜く力が講師の力量と思っている。
 
※次回は②授業は数ミクロン単位