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選挙は勝たなければ意味がないと言うけれど… [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 10月22日に衆議院選がありましたが、「選挙は勝たなければ意味がない」という話を何度か耳にしました。どうも私はそれが気になります。

 与党になるか野党になるかでは、政策を実現することを考えると大違いであるし、議員になれなければできないこともありますが、国民のため社会のために野党でもできることはあるし、議員でなくてもできることは少なくないと思います。

 目的が“当選”になっているとしたら、それもいかがなものかと思います。

 子供たちは、日々の学校生活や部活動、そして受験勉強を一生懸命しています。選挙と子供たちの生活や受験とは異なることはわかりますが、「勝たなければ意味がない」や「目的が勝つこと」ということが前面に出る政治(大人)の世界を見ていて、子供達はどう考えるのか心配です。

 スポーツで相手が優勝候補(強敵)であったとしても必死に練習して試合に臨む。そこで敗れてしまっても、その気持ちや行為には大きな意味があるのではないでしょうか。「勝たなければ意味がない」とあきらめる子とあきらめない子の差は歴然です。

 「目的が合格」することであるならば、合格できない場合は今までやってきたことが“無”になってしまいます。“無”になることなんかあり得ないことですよね。

 それまで頑張った事実は一生残りますし、それによって自分自身が成長したことは間違いありません。

 先日、第二志望の高校に通う子がいぶきにやってきて「すごく楽しい。いい学校だ。」と言って学校生活について語っていました。その子は第一志望に不合格でしたが、その学年の誰よりも夏から学力が伸びた子でした。

 「目的が合格」であるならば、合格すると目的が消えてしまうことになります。「いや、また新たな目的を作ればいい」とおっしゃる方もおられると思いますが、それでは何のために目的を合格にしたのかわかりません。大切なのは合格後。選挙で言えば当選後(政権を取った後)ではないでしょうか。

 どれだけ先に目的(夢、ビジョン、志)を設定できるかで、今をよく生きることができるのではないかと思います。

 子供たちの頑張りは結果がどうあれ、その子にとって無駄には絶対なりません。だからこそ、今を一生懸命生きることが大切であると子供達には伝えていきたいです。
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『一生懸命』のご褒美① [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 若い時はどんなことでも「一生懸命」にやることが大切だ!

 私の大学時代の平均的な24時間は、部活動3時間、アルバイト8時間、お酒3時間、睡眠6時間、そして授業4時間だった。

 6年間大学にお世話になったが、部活動を引退した5年目が一番遊び呆けていた。授業を一番真面目に受けた年ではあったが、目的もなく「なるようになるさ」程度で日々暮らしていた。

 それまでの4年間は、部活動とアルバイトを通して多くの人と出会い話を聞いて、自分なりにいつも『一生懸命』だった。特に部活動にはのめり込んでいた。「強くなりたい。勝ちたい。そして、部をより良くしたい。他大学と一緒に活動していた連盟や大会を成功させたい。みんなに喜んでもらえるようにしたい」と思い4年間駆け抜けた。

 4年目に就活はせず、教員採用試験を受けた。勉強は元々嫌いであり、やりたくない気持ちがあるところで、運良く体育会の連盟の役員となりそちらの「活動にかけよう」と思っていた。「採用試験はこれから何度も受けられるが、このような経験は今年だけだ」と言い訳をして。

 翌年の5月、これまた運良くGWに行った合宿で後輩から“風疹”を移されたらしく発症した。この年も私としては勉強をしない絶好の言い訳ができた。勉強をしたくないから言い訳を探すのだ。

 さらに、家賃14000円のアパートで暮らしていたのだが、毎晩斜向かいの隣の部屋で若者たちが大騒ぎを始めるようになった。10代の女の子たち数人が、どうやら部屋を借りて住み始めたらしい。勉強どころではない。大家さんも困っていたらしく相談を受けた記憶がある。そこで、その部屋に住む女の子を呼び出して、アパートの前で腰かけて話を聞いたことがあった。その時にどんな話をしたか覚えていないが、それ以来女の子たちは静かになって知らない間に居なくなっていた。そんなことをしていたおかげで、試験勉強をしないで済んだ。

 4年目は自分なりに『一生懸命』にやることがあり、役員を引き受けた時に「今年はこれを頑張ろう」と思った。

 ところが翌年は何かを『一生懸命』やった記憶がない。1年経ってそこに立っていたのは1年前と変わらない、何も成長していない自分だった。

 今 思うとその経験は自分にとって大きかった。

 『一生懸命』にやることが無く、『一生懸命』にやることがあってもやれないと、時間が無駄になる。15歳や18歳ならばまだ長い人生が残っているのかもしれないが、15歳の1年も65歳の1年も同じ1年。65歳で『一生懸命』に生きて成長することも大切であるが、15歳で『一生懸命』生きて成長すれば、その後の85年の人生に活かせることになる。

 人は年齢との競争だ。年齢は何もしなくても『一生懸命』に生きても必ず1年に1歳増えていく。でも心の成長は何もしないと1年経っても変わらない。

 しかし『一生懸命』に生きたとしら、1年間で1年以上の成長をすることも可能だ。あなたも日々『一生懸命』に生きることで、年齢と勝負してみませんか。



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自分を高める⑥ “新たなこと”を身に付ける [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

生徒との面談

 「どうなりたいの、どうしたいの?」と聞くと
 「成績を上げたい」
 「それは何のため?」
 「志望校に合格したいから」
 「そのために他に必要なことは?」
 「学力をつける」

 これは高校受験をする中学生との会話です。彼の第一志望は上位の都立高校です。都立高校は学校の成績と当日の得点で合否が決定されます。

 ここでは、学校の成績を上げることについて絞って話が続きます。

 「今回のテストはどうして思い通りの点数が取れなかったの?」
 「学校の問題集とほぼ同じ問題が出たのですが、そのページだけわからなくてやらなかったからです。」
 「その問題集をやったのはいつ?」
 「テストの前日です。」

 この子は賢い子でポテンシャルはかなり高いものを持っています。でも、勉強は好きではなく家庭学習が上手くいっていません。ですから、提出物は出さないということではないようですが、いつも期限ギリギリで提出しているようです。そうなると提出物としての内容も問われるとすると、高い評価は望めません。試験勉強は提出物を提出することで精一杯となり、ほとんど(?)やっていないように見えます。それでも、そこそこの得点を取ってくるのです。

 「と言うことは、計画的な学習があなたにとって大切ではないのかな?」 
 「それが一番苦手な事なんです。」

 「だからこそ、そこを変える必要があると思う。人でもどんなことでも、新しいことを身に付けると一つ上のレベルになるんだ。そんなに簡単に成績は上がらない。普段の勉強が大切で、試験前には全部わかっている状態がベスト。」

 今までやっていなかったこと、今までできなかったことが身に付くと人は変わります。それは、人でも団体、企業でも、勉強でもスポーツでも同じだと思います。自分自身を変えようとしないで、挑戦しようとしないで上を目指すことはできません。失敗しても、変えようという試みこそが財産になっていくはずです。

 そして、その子は自分の苦手な『計画的な学習』を身に付けようと考えました。

 さて、これからどうなるかわかりませんが、未来のある子ですから良い方向に向かって行き、将来大いに活躍して欲しいものです。

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比べるということ② 「目的と理由」 [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 得点力をつけるためには、常に速さと正確さを追求していくこと(→単純化と統一化)であり、そのために1つの問題について1つの解法で満足しないで別の解法も理解していく姿勢が大切である。

 単純化と統一化ができれば、どんな問題でも同じように解けるということになる。実際にそれは可能であり、普段の生活や仕事でも同じ解法が通用する。

 それを身に付けるためには、常に目的と理由を考える習慣をつけることだ。「何のために」と「どうして」である。

 言われた通りにやればよいという、マニュアル化された行動には目的と理由はない。人はマニュアル通りにことを進めれば良い。それでうまくいかなければ、マニュアルを改善していくことになる。逆に、完璧に近いマニュアルを作っていくためには、書いてある通りにやる必要があるので、目的や理由を考えてマニュアルから逸脱した行動はご法度だ。

 だからこそ、普段から目的と理由を考える癖をつけておかないと、自分で判断して行動することができない人間になってしまう。

 目的と理由を考え、自分で考え判断して実行する人間は成長する。その機会を奪っているのは大人にも原因がある。親は子離れをしないと、何も1人でできない人間になってしまう。何歳であろうが子供に任せるときは任せ、手助けが必要なときは手助けをすることだ。

 さて、勉強についてだが・・・
解けても、上手く行っても満足しないで、常に高いレベルを目指し続けること。目的意識、理由を常に考える習慣を持つことが学力を伸ばす。いつも「何のため」、「どうして」と考えることが習慣づいている。

 そして、成長し続ける子は、できている問題の解説でもしっかり聞く。自分がわかっているのに話を聞く。成長を止めるのは「わかってます」だ。

 面積や体積を求める問題は、面積を底辺と高さの積で、体積を底面積と高さの積を利用して解くこと。そして正解を得て、満足することは極めて危険だ。このような子は少なくない。

 最近の子供たちを見ていて気になる事は、正解を求め過ぎること。結果を求め過ぎることである。

 わからなくても、勘でも、適当に数字を組み合わせても、公式丸暗記でも、理解していない解法テクニックを使っても、とにかく正解、とにかく丸、とにかく得点を求める子が多くなっている気がする。

 それでは、必ずいつか(すぐかもしれないし、すでにかもしれない)、伸びが止まり、勉強がわからなくなる。

 実はもっと危険だと思っている子たちは、少し勉強ができるグループの子たちだ。考えて理解した上で正解を得ていて、学校の勉強も困っているわけではない。友達からは「頭がいい。」と言われることもある子たちだ。

 彼らは、前述した「わかってます。」になる可能性がある。つまり、わかったつもりになって(あるいは勉強ができるというプライドのため)、できたことについては聞く耳を持たず、上のレベルにたどり着けない可能性だ。

 まず、目的と理由を考える習慣で、理解した上で問題を解くこと。そして、さらに高いレベルを目指し、色々な話や新しい話に耳を傾け、謙虚に自分自身に取り入れていく姿勢が、人を成長させるのではないか。

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