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何度言ってもできない子③ [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 中学生の理科の「湿度」の計算で・・・

 いきなり公式与えられて「湿度を求めなさい」と言われる。解らないけど公式に数字を当てはめて計算する。丸をもらう。正解を得られたので、「湿度」の意味は解らないけど公式を覚えて、数字を当てはめて計算し続ける。はたしてこれを学びと言っていいのでしょうか。

 「よく解らないけど少し計算はできる」という子は、全く解っていないと言っていいでしょう。全く解っていない子でも0点にならないのがテストです。やり方(公式)さえ覚えて多少練習をすれば、試験で平均点前後は取れます。でも解っていないのです。

 そのような子たちは2グループに分類されます。第1のグループは、「これでいい」、「なんとかなった」、「問題ない」、「平均より上だ」、「自分よりできない子がいる」と言う子達です。

 このグループの子は危険です。大げさかもしれませんが、全ての事に関して一生そのようにして生きていく可能性もあります。つまり、その時が良ければそれでOKという考え方です。自分に対しても他人に対しても同じように考えてしまいますから、向上心や協調性もなく、もちろん他人への感謝の気持ちも生まれませんから感謝されません。

 第2グループは、「答は出るけれど納得できない」、「良く解っていない」と自分が理解していない事を自覚し、理解したいと考える子達です。

 このグループの子は上手く行かない事があっても前向きに捉え、自分を見失わず困難な事も乗り越えていけると思います。

 だからこそ、子供達を結果で評価(判断)せず、頑張った過程を評価してあげたいものです。

 試験があって答案が帰って来る前に親は、我が子が頑張っていたと思うなら、「今回は良く頑張ったね。お父さんは嬉しかったよ。」と素直に言ってあげて良いはずです。とても頑張ったと思えないならばそれは言えません。戻ってきた試験を見せられた時に、「自分としては満足している?」とか「どう思う?」と聞いてあげる事でしょう。

 親が自分の基準で評価することは良い方向に進みません。全ては未来に通じます。未来のために大切な事はけぃかではなく過程、本人の想いなのです。結果は受け止めるもの。次につながる学びになることを子が知ったなら、その子の成長は一生です。


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何度言ってもできない子② [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

何度言ってもできない子に対しては、まずできない理由を見つけ出すことが必要です。

自分自身で考え理解しようとしている子には、1つの事を色々な切り口から話をしていきます。それは、できない理由が、やる気が無いことや教えてもらおう(考えない)という理由ではないからです。

切り口を変えるというのは、身近な事から考えさせたり、具体例を挙げたり、図や表を書いたり、前の単元や基本に戻るということも有ります。

それに対して、自分自身で考えず教えてもらおうという子は厄介です。それは、教えるとその場ではできてしまうからです。できてしまうということは、指導する人間が本当は解っていないことに気づかないこと起きます。したがって、指導者は本当に分かっているかどうかをチェックすることが重要です。同じ問題をやらせても出来てしまうので意味がないので、少しだけ異なる問題をやらせたり、理由を聞いたりすることでチェックをします。

このような子は「できれば良い」、「答が合っていればいい」、「やり方がわかれば良い」、「わからなければ覚えれば良い」等と考えていたり、「答が合っている=理解している」とか「やり方を覚えることが勉強だ」と勘違いしていたりする場合があります。全くやる気が無いわけではありませんし、人によっては凄くやる気のある子もいますが、試験での結果は良いものにはなりません。

「答を出すこと」や「答が合っていること」よりも、「考えること」や「理由を説明できること」の方が大切であることに気づく必要があります。

小学生には、理由を考えさせたり説明させたりし、式やそこにたどり着くまでの過程に目を向けて「それは素晴らしいことだ」と受け止めるようにしています。

中学生くらいになってくると、価値観が固まってくることや結果を捨てる不安感などから、結果より過程を重視する考えに移行することが難しくなります。

しかし、時間はかかりますが、丁寧に過程の重要さを伝えることや、過程重視によってもたらす結果を体験させることで少しずつ変化がみられるようになります。

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何度言ってもできない子① [◆教育の役割 「教育は日本を変える」]

 自分で考えようとしないと、どんなことでも身に付きません。

自分自身の力で何とか成し遂げようとする人が、ヒントをもらい自分自身で気づき、教えを受けた時にその教えが自分のものとなるのです。

 自分で考えようとしない人、自分で何もやろうとしない人、何も成し遂げようとしない人、向上心の無い人、目的を持っていない人は、いくら素晴らしい指導を受けても身に付かず、その場限りのものとなってしまいます。

その場では恰好がついて、できるようになっていても身に付いていません。ですから、しばらくすると忘れてしまいできなくなります。

 その場限りの人ができるようになるためには、また教えてもらうことになります。しかし、その場限りなので、その時はできてもすぐにできなくなります。


何度も繰り返すうちに身に付くのは作業であり、そこに目的は有りません。目的があるとしたら、その作業ができるようになる事にすぎません。

本来、どんなことでもその先に大切なこと(本当の目的)があるはずです。今目の前にある事を身に付けることが、何に結びつくのかがわかって初めて、今やっている事が活きるのです。

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